花粉症(アレルギー性鼻炎)の治療について
花粉症の三大主徴はくしゃみ、鼻漏(はなみず)、鼻閉(鼻づまり)です。
いずれが主症状かにより①くしゃみ、鼻漏型、②鼻閉型、③充全型(三大主徴全ての症状がある)に病型分類されます。
さらに症状の程度により①軽症、②中等症、③重症・最重症に重症度分類されます。
主な治療薬として、「第二世代抗ヒスタミン薬」、「ロイコトリエン受容体拮抗
薬」、「第二世代抗ヒスタミン薬・血管収縮薬配合薬」、「鼻噴霧用ステロイド」があります。
花粉症の治療では各患者さんの病型、重症度を十分に確認したうえで、当該患者さんのライフスタイルも考慮して最も適した治療薬が選択されます。
つらい花粉症の期間を少しでも快適に過ごすために、かかりつけ医とよく相談し早期に適切な治療を開始して下さい。