慢性便秘症について
慢性便秘症とは
本来体外に排出すべき糞便を十分量かつ快適に排出できない状態です。
慢性便秘症の訴え(症状)としては、
排便回数減少だけではなく
排便困難症状(排便時いきみ、残便感、頻回便など)のこともあります。
他の内科疾患、大腸癌、薬剤性などが原因で
慢性便秘となっている場合がありますので、
自己判断のみで対処せず一度きちんと診察を受けることが大切です。
慢性便秘症の治療は生活習慣改善
(トイレにきちんと行くこと、食物繊維を十分摂取することなど)を行い、
そのうえで必要であればお薬の治療を加えます。
お薬は緩下剤(酸化マグネシウムなど)を主体とし、
刺激性下剤(センナなど)は必要に応じて併用します。
慢性便秘症による排便時のいきみ(努責)は
高齢者や高血圧、虚血性心疾患をお持ちの方にとっては
脳卒中や心筋梗塞のリスクになり得るため注意が必要です。
慢性便秘症は生活の質を大きく低下させる原因の一つであるため
正しく理解し適切に対処することが重要です。