春先は自律神経の乱れに注意しましょう

自律神経には交感神経(身体を活動的にする神経)と副交感神経(身体を休息させる神経)があり
両者のバランスで私たちの身体は平衡が保たれています。
自律神経は自分の意志でコントロールすることが出来ません。さらに自律神経は様々なストレスでバランスが崩れてしまいます。

春先はそのストレスを受けやすい季節です。

春先は特有の気候の変動によるストレス、新生活での生活環境の変化によるストレスなど自律神経の乱れ(自律神経失調)を生じやすい要因が多く存在します。

自律神経失調により、倦怠感、めまい、肩こり、頭痛、ほてり、不眠、便通異常、血圧上昇など
様々な不快症状が現れ、内科疾患との鑑別が困難な場合もあります。

しかしながら現在、自律神経失調を有効に治す治療法はありません。

そのため常日頃より自律神経を乱れさせない様に留意することが重要です。

自律神経を整える(自律神経失調予防)にはストレスフリーで規則正しい生活スタイルを保つことが有効です。

可及的なストレス回避、適切な運動、バランスの良い食事、良質な睡眠、趣味の謳歌など心がけて、充実した実りある日常生活を送ることが自律神経調整に有効だと思われます。