便秘に注意しましょう
コロナ禍での生活習慣の変化やストレスもあり便秘になる危険性は少なくないと思われます。
実際に日本人の1割程度の方が便秘で困っています。
便秘は必ずしも排便回数の減少だけが原因とは限らず、排便回数は維持出来ているのに本来排出されるべき排便量が上手く排出しきれない場合も原因となります。
〈便秘が続くと〉
- 便がさらに固くなり排出されにくくなるため、ますます便秘を助長する。
- 腸内細菌の善玉菌減少と悪玉菌増加を招き、それにより糖尿病や心臓疾患など様々な病気の危険性を高める。
- 便秘により腹痛や残便感などの不快な症状を招くことにより仕事、家事、睡眠などに悪影響を及ぼし生活の質(QOL)を低下させる。
〈便秘改善のためには〉
- 1日3食、バランスのよい食事を心がけ、食物繊維、水分も十分適切に摂取する。
- 便意がなくても朝などの決まった時間にトイレに行くように「トイレ習慣」を身につける。
- 乳酸菌、ビフィズス菌といったプロバイオティクスを摂取する。