感染性胃腸炎について
感染性胃腸炎は細菌やウイルスなどが原因で嘔吐、下痢、腹痛、発熱などの症状を起こす病気です。
冬から春にかけてはウイルスが原因となることが多く中でもノロウイルスによる感染性胃腸炎が流行します。
ノロウイルス性感染性胃腸炎は体力のある人は軽症で済むことが多いのですが、免疫力の弱い方、小児や高齢者では重症化することもあります。
感染経路は感染者の嘔吐物や便を介した経口感染で、12~14時間の潜伏期の後に急性に発症します。
治療は適切な水分補給が出来る状態であれば積極的治療の必要はありませんが、症状がつらいときや脱水が疑われる場合は医療機関受診をお勧めします。
介助者の方は汚物処理時にはマスク、手袋を着用し、汚染部に対しては塩素系の消毒を行ってください。
感染予防は手洗い、食材の適切な加熱調理、調理器具の清潔維持などです。