RSウイルス感染症について
RSウイルス感染症はRSウイルスの飛沫、接触感染による呼吸器感染症であり大人も子供も感染します。
感染すると4~5日の潜伏期のあと発熱、鼻水、咳などの上気道炎症状で発症します。
多くの方は数日間で回復しますが一部の方(※重症化リスクの高い方、下記参照)では下気道炎や肺炎に進展する危険性があります。
(※高齢者、喘息、COPD、心疾患、CKDなどの基礎疾患をお持ちの方、免疫機能の低下した方)
治療については特定の治療法はなく対症療法が主体となります。
感染に対する予防はマスク着用、手洗いなど一般的な予防法のほかにRSウイルスワクチン接種による予防も可能です。
ワクチン予防接種の対象者は60歳以上の方で1回の接種を行います。
60歳以上の方、特に重症化リスクの高い方は、肺炎予防のためワクチン接種を検討してください。